オンラインのPCゲームは本体の性能はもちろんですが、キーボードなど使用するデバイスによって操作性や感覚が全く異なります。プレイスタイルに適したデバイスを使用していると快適にプレイできるだけでなく、有利にゲームを進行させることができます。
そこで、多くのPCゲームのプレイ経験をもつゲーマー店長こと大澤がゲームジャンル別に「これを買えば間違いない!」というおすすめのゲーミングキーボードをご紹介します!
APEXではレレレ撃ちの左右移動が素早く行え、有利に戦える!
APEXやオーバーウォッチ2などFPSではマウスを広範囲に動かすため、デスク上で広いスペースがあるとスムーズにプレイできます。
そのためテンキー部分を排したテンキーレスキーボードが人気です。テンキーがない分、マウス操作に広いスペースが使えます。
ROG Strix Scope TKL X802もテンキーレスタイプで全幅約35センチのコンパクトなサイズです。FPSプレイ時もマウスを広々使え、ストレスなく操作できました。
また、遅延が少ない有線接続式に加え、キースイッチは、キー入力の反応速度が速いCherry MX Speed Silver(銀軸)を採用しています。
プレイヤーの移動や攻撃などのアクションも瞬時に実行されました。
Valorantでストッピング等の細かい操作も精度を高めることができました!
有線接続で遅延がなくテンキーレスのでおかげで激しくマウスを操作してもぶつからずに快適にプレイできました。
またFPSではCtrlキーを押しながら他のキーを操作するシーンも多くあり、近くのWindowsキーを誤って押してしまいゲーム側が操作不能に…なんてこともありますが、この製品にはWindowsロックキーがあるので肝心な場面で押し間違えを防いでくれるので安心です。
FPS用ゲーミングキーボードとしておすすめしたいモデルですね。
性能に妥協しない!マウス可動域を最大限確保できるゲーミングキーボード!
キースイッチはCherry MXで最速の応答速度を誇る銀軸を採用、キー入力から反映までのスピードが速くコンマ1秒を争うFPSにおいて真価を発揮しました。
またキーボードの幅は294mm、テンキーレスの他の製品に比べてもコンパクトなのでマウスを広範囲に動かすことができました。
テンキーレス
有線接続
銀軸
FPS/TPSはマウスを広めに動かすことが多いので、マウスの操作スペースを確保するため、テンキーレスのキーボードを利用するユーザーが多いです。
キーボードは有線接続のものと無線接続ものがありますが、無線接続の場合キー入力からゲーム画面でアクションとして実行されるまでは若干の遅延が発生しやすい特性があります。一方、有線接続キーボードは応答速度が速くほぼ遅延がありません。FPS/TPSは一瞬の反応で勝ち負けが決まるため、応答速度の速い有線接続式がおすすめです。
今回ご紹介している商品はいずれも応答速度が速い「銀軸キースイッチ」を採用しています。
プラスαのマクロキーで操作性と快適度アップ!
K55 RGB PROはマクロキーを6個採用しそれぞれに好きな機能を割り当てることができます。
FF14 では定型文の登録や攻略用に用意したマクロ文、クラフトレシピのショートカットキーとしてとても分かりやすい位置に登録でき、大いに役立ちました。
RPGでは1クエストあたりのプレイが長期化するとプレイヤー自身が疲労してきますが、K55 RGB PROには取り外し可能な柔らかいラバー素材のパームレストが付いていて腕にかかる疲労を軽減してくれます。
長時間に及ぶクエストでも快適にプレイできました。
またこのキーボードは搭載している機能に対し価格が安く初心者から中級者の方にまで大変人気があります。
長時間のプレイを快適にするならコレ!
K55 RGB PROとは性能がほぼ同等ですが、有線と無線(ワイヤレス)のどちらでも使用できて、デスク回りの配線を手軽に整理できて良かったです。
ワイヤレス接続は、超高速ワイヤレスモードが応答速度1msのため、遅延を感じにくく、MMORPGであれば全く問題ないと感じました。
パームレストも取り外し可能なので、更にデスクを広く使えて快適と感じられます。
仲間と攻略するなら静音性の高いこのキーボード!
K70 RGB MK.2はUSBポートを備えているためゲーミングパッドを直接接続することができます。
操作しやすいゲーミングパッドで基本動作を行い、キーボードでチャットやマクロを実行する。といったスタイルでも快適にプレイできました。
また、静音性の高い赤軸キースイッチを採用しているため通話もスムーズに行えました。
ゲーム配信にもおすすめです。
マクロキー対応
テンキー付き
赤軸
ファイナルファンタジー14やPSO2 NGSなどをはじめとするMMORPGをプレイするなら、マクロキー対応でテンキー付きのフルキーボードタイプが適しています。仲間とのチャットやコマンドをショートカットキーとして割り当て使うことがあるので テンキーがあると非常に便利です。
マクロキーはよく使う機能を登録しておくことができるので、チャットの定型文やクラフトレシピなどを登録しておくことができます。予めを設定したコマンドは1回のキー入力で瞬時に実行することができるので工程が複雑な作業も捗ります。
また仲間と通話しながら攻略するシーンも多いので、キーボード軸はキー入力時の音が静かな「赤軸」のものを使うと会話の邪魔にならずプレイに集中できます。
RPGの場合ゲーミングキーボードだけでなくゲームパッドを使うという選択肢もあります。プレイステーションなど家庭用ゲーム機と同じようなフィーリングでプレイできるのが人気のポイントです。
ゲーミングキーボードに合わせて持っておくのもオススメです。
激しいアクションでも疲労感軽減!しかもコスパ良好!
ASUS TUF Gaming K1は、19キーロールオーバーのタクティールTUFゲーミングスイッチという独自のキースイッチを採用しており、複数キー同時入力が多いアクションゲームでもしっかり誤入力防止を発揮してくれます。
低価格でありながらリストレスト付きで、激しい操作が多いアクションゲームでも疲労感軽減ができてコスパ良好です。
キーボード上にボリュームノブを備え、ゲームを中断することなくオーディオのボリューム調整ができ非常に便利です。
素早い操作、同時入力にも完全対応で誤認識ナシ!
MSI独自のキースイッチ「MSI SONIC REDスイッチ」を採用しています。
軽量でスムーズな感触が特徴的で、少ない力で入力できるので連続でキー入力を行うアクションゲームでも疲労をあまり感じずにプレイできました。打鍵音もcherry製の赤軸に近い感じで静かなのも良いですね。
また、着脱可能な形状記憶リストレストが付いているので使用時は疲労を軽減でき、デスクスペースを広く使いたいときは取り外して使う。といった使い方も可能です。
キーが浅く軽い押し心地!素早く操作しやすい!
MSI VIGOR GK50 LOW PROFILEは薄型キーを採用しており、高速な入力が可能です。
また、タイプミスを防ぐためにキーキャップは独自の八角形構造で設計されています。
最小限の力で、正確に高速入力ができるキーボードを探している方にオススメです。
実際にこのキーボードを使用してゲームをプレイしてみましたが、適度なクリック感があり、押した感触が手にしっかり伝わってくるので、操作ミスをすることはほぼありませんでした。また、長時間のプレイでも疲れにくく快適にプレイできました。
本体はコンパクトサイズでポーチも付属しているので、持ち運びがしやすかったです。
アンチゴースト機能
パームレスト
通常のキーボードの場合、複数キーを同時に入力すると違うキーが入力されたと誤認してしまうことがあり、キャラクターがプレイヤーの意図しない行動をとってしまうことがあります。
SEKIROやダークソウル、アサシンクリード等のアクションゲームではそのような状況は避けたいものですよね。
そういった誤操作が起きないよう、アクションゲームでは複数キーの同時入力も正確に認識できるアンチゴースト機能(誤入力防止機能)があるキーボードがとても安心して利用できます。
また激しい操作を繰り返すため、手首や腕が疲れてきてしまいます。
そこで、手首部分のクッションになるパームレストが付いているキーボードが疲労感を抑えてくれるのでおすすめです。
FPS、RPG、アクションetc、オールラウンダーならコレ!
「正確さ」「速さ」「利便性」「快適性」といったゲーミングキーボードに求められる様々な機能を集約した万能型の製品です。「有線接続+銀軸キースイッチ」で遅延なく入力が行え「マクロキー+フルキーボード」でよく使う機能を多数登録でき使用したいときに瞬時に実行できます。また、長時間のプレイによる疲労を軽減するパームレストを採用し快適にプレイできます。フルキーボードのため、FPSでマウスを大きく振ると少しデスクスペースが少し狭くなってしまいましたが、RPGやアクションなどキー入力の遅延や誤認もなくジャンルを問わず最高の感覚で楽しむことができました。様々なジャンルのゲームをプレイしたいという方にはこのK100 RGB MX SPEEDがお勧めです。